南部のひめゆりの塔から自動車で5分くらいの所にあるのが平和祈念公園。
新しい、大規模な赤瓦の建物。白い美しいカーブを描いたタワー。
建物の前には、赤くさびついたキャタビラーや、魚雷が横たわっています。
ここには、西海岸リゾートなどとは、またく別の面の沖縄が記録されています。
第2次世界大戦の大勢の沖縄県民や、兵士達が散っていった記録。


平和のいしじには、数え切れない戦没者の名前が一人一人丁寧に刻まれています。
日本人だけでなく、アメリカ人の名前の多さにも驚かされます。
建物の中には、戦争の原因から沖縄戦にいたった経緯、戦後の沖縄の置かれた立場や状況が、多くの展示物によって語られています。
米軍統治、米軍による多くの事件、人々が立ち上がったコザ暴動…
そして、日本復帰、現在にいたる基地の集中…
戦後の沖縄の街の様子を再現したコーナーは、他県民でも、とても懐かしい情景にあふれていて、今にも、家の中から人がでてきそう。
別の一室には、戦争体験者の方々の手記が展示されてあり、読むことによって当時の様子が少しわかるような気持になれ、不戦を考えるきっかけにもなるでしょう。
沖縄県民も観光客も、是非一度はおとづれてほしい場所です。

ここは沖縄戦争焉の地でもあります。
各県の慰霊塔が立ち並びます。第二次大戦末期、米軍の慶良間諸島上陸にはじまったこの戦闘で、一般沖縄県民94,000人、日本軍94,000人、米軍12,000人が犠牲になり、多くの文化財も失われました。
この事は今を生きる我々の中では風化されつつありますが、けして忘れてはいけない大切な事実であることを再認識させられました。
平和祈念公園
(摩文仁の丘)糸満から82バス平和祈念堂入口下車徒歩15分
関連情報 :
ひめゆり平和祈念資料館
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