先日、那覇のパレット久茂地で琉球大学の図書館が貴重書の展示会をやっていました。 なかなか面白そうなので、見に行ってきたのですが、内容は想像以上でしたが、琉球最古の歌を集めた「おもろさうし」の各種写本をはじめ、ペリーの著した「日本遠征記」などの沖縄の歴史を知る上で貴重な文献が多くありました
。
博物館、図書館などで日本とはかなり違った道を歩いてきた沖縄の歴史を垣間見るのも楽しいと思います。
おもろそうし(仲吉本)
沖縄で、12世紀から17世紀くらいに謡われていた歌謡を首里王府が採録して22編にまとめた物です。ひらがなを主体として簡単な漢字も混ざり、歌の対象は現在の沖縄県下をはじめ、京都、鎌倉をはじめとして、中国東南アジアにまで及び、交流の広さを窺い知る事ができます。原本は火災で焼失し、現在各地で写本された物が残っています。
聞得大君加那志様御新下日記
琉球王朝の最高神女、聞得大君の即位式の様子が記されている本。これは、1840年の時の記録で、いくつかの拝所を回り、斎場御嶽までの様子が細かく記されています。政治とも密接につながった神女の存在は、当時、とても大きな意味を持っているものでした。
ペリー提督日本遠征記
日本との条約締結を目指してアメリカから来たペリー提督率いる艦隊の航海日記。25章のうちの7章が、沖縄に関係した事にさかれています。条約交渉が長引き、那覇に5回にわたり寄港して中継基地として利用していたようで、日米和親条約の締結に成功した後、琉米修好条約を締結したのは、あまり広く知られていません。
旧首里城の写真
第2次大戦で焼失する前の首里城の写真です。ガラス製の乾板のポジに、手作業で着色した跡が見られます。 大分老巧化して荒廃してしまっている様子が見て取れます。
旧首里城の写真2
この他にも、多くの資料がありました。今後このページに何点か付け加えていく予定です。
(このページは、会場にて担当者の方に撮影許可を戴き、パンフレットを参考にする事を許可いただいております)
参考文献:文献で見る沖縄の歴史と風土:琉球大学付属図書館貴重書展)
関連情報:
沖縄の歴史 沖縄県立博物館
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